2007/9/30 Sun. 晴れ
そう言えば、最近ふと気付いたことなのですが、ジンバブエには「軽自動車」が走っていません。これまでに軽自動車を見掛けたのはわずか数台しかありません。
日本では確か最近、軽自動車の台数がその他の自動車の台数を追い抜いたそうです。理由は明白です。軽自動車は安い。最近の技術で安全性も高い。デザインも良い。燃費が良い(ガソリンが高騰しているので)。税金が安い。最近、お隣さんもケーを買ったからわたしも→相乗効果。
しかし、ここジンバブエではまったくケーを見掛けません。なぜケーはジンバブエ人に人気がないか聞いてみました。「軽自動車は小さい」どうやらこれが一番大きな理由のようです。ジンバブエで人気の車は、ベンツのような高級車かピックアップトラックと言って、荷台に荷物が詰めるようなRV車(トヨタのプラド、ランドクルーザー,マツダ,三菱,イスズなど日本車が人気)です。軽自動車が燃費が良いことや車体価格が安い(安いはずなのだが)ということは、結論からいうとどうでも良いようです。
ジンバブエ人の車を買うときの判断基準は、日本のそれとかなり異なります。
・大きい車体及び高級感←これは自分のステイタスを示したい現われです。(高級感を求むのは日本人も一緒ですね)
・日本車←Very strongだそうです。故障がほとんど無いそうです。
・車体価格←もちろんこれが一番のネックなのではないでしょうか。
・大きい車体と重なるのですが、積載人数と積載重量←車を持たない市民の移動がヒッチハイク(お金を徴収する)という、特殊なこの国では、たくさんの人を乗せられたほうが、小遣い稼ぎになるのです。
僕が理解できないのは、ガソリンがこれだけ高騰し燃料の慢性的な不足状態にある国がなぜ、「燃費効率の良い車」を求めないのか不思議です。うすうす感じていたのですが、この国には「効率」とか「合理的」という言葉が存在するのでしょうか?日本人は大好きな言葉だと思いますが。そういうのもひょっとしたら文化の一つかもしれませんので「効率」とか「合理的」だから良いんだ、というように自分の頭を固めないようにしておきたいです。しかしそのうち、僕のうすうすの予感が確信に変わる日がやってきそうです。
今月のまとめ
学校と活動について:
今月は講師向けAuto-CADの講義が比較的うまくいったので、満足しています。相変わらず、スタートは9時からだと言っているのですが、9時半くらいになってやっとちらほら講師達がコンピューターラボに入って来る始末です。しかし、CADを使えられたら図面をコンピューター上で描けますし、データーは永久的に残ります。講師を辞めても産業界で使えます。などなど、講師達のモチベーションはとても高いようです。来月は、他校でもAuto-CADのワークショップが軌道に乗るよう試みたいです。
ペットボトルを使用した太陽光温水器のプラスティックティーとエルボの型枠の製作が、徐々に完成しつつあります。まずはエルボからです。完成しましたら、その型枠を、サイエンス学部のプラスティック学科に持って行き、プラスティックを注入して製品を作ります。なかなか、型枠の製作で時間が掛かってしまったのですが、何とか完成できそうなのでホッとしています。
経済について:
今週、えらい大変な法案が議会を通過しました。ジンバブエにある白人系企業の株式の過半数を黒人住民に付与するという法律です。経済の減衰には様々な要因があると思いますが、一番は「外過不足」だと思います。輸入と輸出のバランスが悪いのが問題だと思います。なんか、今後ますますインフレが加速しそうな予感がします。実際、今週は緩やかだった物価上昇が加速し始めました。
相変わらず、スーパーには食料品がほとんどありません。協力隊員の食料も買い溜めしておいたものが減っている一方です。市民はどうかというと、結構余裕みたいです。親戚や友達のコネから主食を手に入れたり、ブラックマーケットから品物を手に入れたりしているようです。しかし、いくら市民でも「肉」「卵」「牛乳」「パン」は手に入らないみたいで、諦めています。僕もこれだけニュースで食糧不足だと騒がれているわりには、生きていくために困らないだけの食生活を送っています。ご心配なく!
ここ何ヶ月か、卵、牛乳、パン、ケーキを食べていません。肉はレストランで食べましたので。でも、日本食食べたーーーーーい。と叫びたい今日この頃。冷やし中華。そうめん。メンマラーメン。豚骨ラーメン。寿司。さしみ。丸一年食べていません。
その他:
赴任1年が経過しまして、のんびりとしたこの国で、僕はそれに足を引張られつつも貴重な時間だと思いながら、欲をかいていろいろなところに出かけてり、いろいろな人と話したり、時間を無駄に使わぬよう心掛けてきました。どこかで書こうと思いますが、協力隊の仕事は日本の仕事に比べたら「超楽チン」です。いくらでも手抜きをすることが出来ます。これは大げさに言っていません。協力隊の活動というのは、あくまで協力隊自身の自発的行動によって途上国発展の成果に結びついています。
僕も自分の「遣りがい」を求めた結果が、自発的行動に結びついているのではないかと思います。だから、「超楽チン」にならないように日々を大切にしたいです。
さておき、1年も経つといろいろなことに慣れてきます。ジンバブエ文化や習慣、日常、休日の過ごし方、毎食の自炊、買い物などなどです。精神的にもゆとりが出来てきました。ということで、趣味を作りました。家庭菜園。ギター。ショナ彫刻の勉強です。
家庭菜園は家の中庭でほうれん草やトマト、玉ネギ、ハーブ、ミント、パセリ、パクチーなどを育てています。土をいじるとストレス解消に良いです。
ギターは昔少しやったのですが、再トライです。おかげで、弦を押さえる指の皮が4日目に硬くなりました。ギターは奏でる音がいい。ジンバブエは停電が多いため、隊員の趣味が楽器という人がとてもたくさんいます。楽器は暗くてもできますので。
ショナ彫刻は、今に至るまでに時間が掛かりました。たくさんの作品を今まで見てきたのですが、なかなかしっくりくる作品が見つかりませんでした。しかし、最初にショナ彫刻を見たときから今までショナ彫刻の潜在能力のなさを疑ったことはありません。最近、しっくりくるデザイナーを発見しまして研究中です。
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2007/9/28 Fri. 晴れ
ニュースより:
白人系企業の株過半数を黒人住民に付与の法案、下院で可決した
この法案は上院でも可決されるのは確実で、大統領が署名して成立する。今回の法案はムガベ政権が2000年に打ち出した白人系が所有する約5000個所の農場を没収、黒人に引き渡した命令をほうふつさせる。株式譲渡法案が成立すれば、外資系企業の撤収、投資の縮小につながることが予測される。
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2007/9/25 Tue. 晴れ
来月から学校では、最終試験があります。学生達は友達のノートを写したりして、テスト準備に追われています。
僕は英語の個人レッスンを週に1回、白人のジンバブエ人(オリジナルはイギリス)から受けています。
そこでの話題が、日本の小中学生の「しつけ」「態度」になったので、日本の学校の様子を「先生に威厳がない」「威厳がないから、生徒はやりたい放題」「我慢が出来ない」「直ぐキレる」「親は学校にしつけをしてくれといって、親の子に対するしつけ義務は放棄している」などなど、僕は日本の中学校で奮闘している妻から聞いたことをこと細かにその先生に話しました。
イギリスも今実は、日本とまったく同じ状況なんだよ。僕は「ほっ」と少ししたのでした。
それに引きかえ、ジンバブエの生徒はなんて「しつけ」が行き届いていることか!!ここは先生の威厳がすごくあります。こちらの小学校や中学校に行った時に、すごく感じました。僕も教壇に立つと、学生は急いで着席し、僕の声に耳を傾けます。日本の大学のように机に頭を伏して居眠りしている学生は全くいません。僕(講師)に対する学生の接し方も、尊敬を持って接してくれているように感じました。特に1970年80年代のジンバブエは学費が無料であったくらい、国が教育に力を入れていましたし、教師一人一人がプライドを非常に持っていました。今でも、その年代の教師は雰囲気からいって最近の若い講師とは違います。現在でも教師であることのプライドはほとんどの先生方が持っています。ジンバブエでは、悪い行いをした生徒は容赦なく棒で叩かれます。子供はその痛みで「律を記憶」(勉強)するのです。
大切なことは、子供にとって何が一番大切かの価値観だと思います。今の日本では、子供に自由な選択を!みたいな価値観がありますが、このままでいいのでしょうか?妻が中学校の生徒を相手に、毎日悲しんでいるのがかわいそうです。妻に「なんで毎日、体育の先生じゃないのに運動靴にジャージ姿なの?」と聞いたところ、逃げる生徒を追いかけて、それで捕まえてからその生徒を教室に連れて行って、授業を受けさせているのだと言う。毎日、走ってばかりだそうだ。また時々、生徒の抵抗にも合うそうだ。
こういったことになってしまうのは、「親のしつけ」と「先生の威厳のなさ」が原因だ。もちろん生徒にも問題はあるが、何事も外的環境は大切である。そっかーイギリスも今、「しつけ」が問題になっているんだなー。
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2007/9/22 Sat. 晴れ
珍事件ニュース:キリンを住民が食べようと思い、捕獲を試みたが、警察に阻止された。
経済危機による慢性的な食糧不足の真っ只中、ハラレ郊外で、ある農地で飼われていたキリンがそこから逃げ出し、村の方に迷い込んだ。飢えた住民はキリンを捕獲して食べようとしたが、その前に、警察によって、キリンは捕獲・保護された。その後、野生動物協会に警察がキリンを引き渡した。
このニュースは、国内やBBCなどでも珍事件として報道されていたが、信憑性についてどうかと僕は思います。特に、「キリンを食べようと」というところがおかしい気がします。偶然迷い込んだキリンを食べようとい発想が本当にあったのか?
確かに最近、食料不足で肉が食べられない状態が続いていますが、生きていく上では、主食のミリミル(トウモロコシの粉)と野菜があれば、何とか生命は保たれます。しかし、ジンバブエ人は肉が大好きです。もしもこのニュースが、まったくの偽ニュースだとと仮定したら、レポーターが伝えたかったのは、「経済危機による慢性的食糧不足の真っ只中、腹を空かして、久しいこと大好きな肉が食べられていないジンバブエ人は、キリンをも食用にしようと思った。」
情報が自由に手に入らないジンバブエでで。テレビは国営の1チャンネル。新聞は比較的数多くあるけれど、どうやら操作があるらしいです。インターネットは非常に有効だですが、ネットスピードとネットが出来る環境がとても少ないです。情報も気をつけないと、「尾ひれ」が付いて自分の所に回ってくることが多々あります。ここにいる、日本人の協力隊員の間でも、あれっ!おかしいなーという情報が回っていると思ったら、やはり「噂の暴走」でした。情報も受取ったら、自分なりに一度吟味してみる必要があります。決して、情報を鵜呑みにしない方がいいと思います。日本でも、この事は多分にいえますが、ジンバブエはその比ではありません。情報を信じて、何度も悔いた経験が僕はここジンバブエであります。
ニュースよりインフレ率:今年の年末までにインフレ率10万%に達する(IMF発表)
ジンバブエというと、インフレの話題に事欠かきません。インフレ率の表し方も、いろいろあって国外の人が理解するには、実感もないのでさらに分かりにくいのではと思っています。ちょっと分かりやすく、説明してみます。
ジンバブエでは、政府の統計局というところが、毎月公式インフレ率を発表します。そのインフレ率は「インフレ年率」の意味で前の月の去年から先月までの一年間で、物価や社会サービスなど様々な物価指標の上昇を元にインフレ年率が算出されています。ちなみに2007年7月の政府発表ですと、インフレ年率は7,635%でした。これは一年間に物価が76倍になったということです。この数字は世界一です。しかし、この数字の正確さには、確認が必要です。。。。。。翌月8月の公式インフレ率は、政府価格統制令のかいあって減少しました。たしか6,000%台になりました。詳しい数字は忘れました。
その他、いろいろな機関がインフレ率の算出を独自の調査を元に行っています。8月6日に、日本の新聞の紙面には、「ジンバブエ経済崩壊」「インフレ10万%予測」と報じられました。さて、「10万%」???いったい、10万%とは物価が何倍になったの?いつからの統計なの?僕も年率にしては、ちょっと大きすぎるなーと思っていました。
後で詳しく調べてみたら、調査元はIMF(国際通貨基金)でこのことを当局者がロイター通信に7月末に伝えたました。まず、10万%というのは1980年の独立以来、1980年の物価を1としたら、2007年末までにその物価が1000(物価上昇1000倍)になっているということです。
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2007/9/21 Fri. 晴れ
18,19日と連続で夕立がありました。乾燥した大地に滴った水分は、すごい勢いで土壌や植物に吸収された様です。いよいよ、ジンバブエも「春」かーと思いました。季節って、いつから春とか冬とか決定できる定義があるのでしょうか?
今日はハラレポリテクニックの卒業式でした。来賓には高等教育省の大臣や省のVIP、関連機関のVIPがたくさん来ていました。驚いたことに、卒業生は去年の12月に最終試験を受けていた学生達でした。すごいタイムラグ!!今年の卒業生は来年の今頃、卒業式なんだなぁーと自分で何が起こったのか確認。
日本でいう祝辞を高等教育省の大臣や校長が話していましたが、やっぱり長かった。偉い人のスピーチって長いのが世界共通なのかなー?スピーチの最中は「ザワザワザワザワ」みんな隣同士で喋っていて黙って聞いてないのが印象的でした。卒業証書を授与されたら、みんな真っ先に親や兄弟のところに走って行き、抱きしめ合い喜びを分かち合っていました。すごい、嬉しそうでした。直情的?なところが、日本と違うなと思いました。
僕もスーツを着て式に参加しまして、卒業式の雰囲気を味わったり、卒業する学生達と触れ合うことが出来て良い一日でした。入学式は「不安と期待」が入り混じった顔つきを学生達はしていますが、卒業式は「自信と一段成長」した顔つきをしていたように感じました。式が終わってからは、学生達から写真を撮ってくれと引っ張り凧になり大変でしたが、楽しかったです。あー、これから写真データを小さくして、メール送信を学生達に忘れずやらないとな!
昨夜はチャリティーサッカーに選手として出場したという理由で、日本大使婦人に大使公邸でのディナーに招待していただきました。主催者がジンバブエに駐在する各国大使婦人達の会でしたのでディナーには、各国の大使夫妻や大使館員がたくさん出席していて国際色豊かでした。食事は巻き寿司が食べられて大満足でした。昨夜はたくさんのいろいろな国から来た人がいたため、どこの国出身なんだろうなーと想像したのが面白ろかったです。その人の外見(主に顔つき)や話し方、雰囲気などでだいたいどこの国出身かが最近分かってきたような気がしないでもない、今日この頃。
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2007/9/20 Thu. 晴れ
ニュースより:
・19,20日両日、市民によるStay Away(職場放棄の自宅待機抗議)をZCTUが呼びかけていたが、効果は全くなかった。
ZCTU(Zimbabwe Congress of Trade Union)は世界一のインフレによる経済危機を政府に抗議しようと、ステイアウェイを計画、宣伝、実行した。しかし、市民が事前に情報をキャッチ出来ていなかったということと、労働者が自宅待機(欠勤)によって起こる減給を嫌がり、ステイアウェイの計画は効果を成さなかった。
・ジンバブエ大学で学生組織のリーダー2人が逮捕された。また、逮捕時、暴行を警察から受けた。
ジンバブエ大学生は政府に対する不満から、デモを計画したり組織したりと当局から目を付けられている。今回は逮捕された2人は、ジンバブエ大学の男子学生寮の使用再開を求めて抗議する仲間を集めている最中であった。ジンバブエ大学の男子学生寮は去年から問題を未然に防ぎたい学校側の意向で使用禁止となっている。
・来年度の選挙に関する、憲法改正案が与党・野党の同意で採決された。
来年度は1月に地方議会選挙、3月には国会議員選挙と大統領選挙がある。大きく6項目が改正された。
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2007/9/18 Tue. 晴れのち雨(夕立)
日本は3連休が2週続けてありますね。なんか、羨ましいです。今日はたぶん3ヶ月以上ぶりに雨が夕方1時間くらい降りました。今までがまさに、乾燥の大地でした。しかし、あれだけ雨が降らずに乾燥していても、ジャカランダ(日本の桜のジンバブエ版・こっちの春10月に咲く・ジャカランダは紫色の花)はちらほら咲き出しています。僕達の目の届かない、地中深くの根っこが水分を吸収しているのかもしれません。まったく、雨の降らない月が3,4ヶ月あることは日本では、考えられません。
今日からまた、英語の個人レッスンを開始しました。ジンバブエに住む白人のおばさんが先生です。レッスン料は日本の個人レッスンに比べたら、破格に安いです。やっぱり、英語を話す上で「自信を持って話せるようになる」ということはとても大切なことだなぁーと、改めて実感しました。レッスンを受けた後は、英語がスイスイ頭に浮かんでくるからです。日本人は儒教の影響で、「間違いを恐れる」文化があるそうです。僕達は英語の環境のない日本で、ジャングリッシュを話す英語の先生に長年英語を教わってきましたが、成果は本当にガッカリするほどしかありません。僕だけでしょうか?これにはいろいろな背景と原因があります。まぁーそんなことは気にせず、自分の英語力向上に力を入れましょう。せっかく英語圏の国に来たんだし。
19年度2次隊(9月25日ジンバブエに赴任予定)の方々9名がジンバブエに派遣中止になりました。派遣中止が決定されたのが14日ですから、赴任10日前ということになります。あーかわいそう。しかし、派遣国が変更されて無事に他国に近々赴任できるそうなので、気を取り直して頑張って欲しいです。派遣中止理由は、ジンバブエでの活動が現在困難なことなどだそうです。3月の大統領選挙に向けてだんだん、国内が緊張していくのでしょうか?
どこかの本に、アフリカ諸国の国境線は、1884年のベルリン会議でヨーロッパ諸国の人達が勝手に決めたと書いてありました。
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2007/9/10 Mon. 晴れ
もうすっかり、春の陽気になってきました。ジャカランダがほんの少し紫づいてきました。ハラレは、ジャカランダが計画的に植えられていて、アフリカの都市のなかでもトップクラスの綺麗さではないでしょうか。ジャカランダ写真特集を今度やろうと思います。
ホームページの更新を今からします。ちょっと遅れました。すみません^^
学校が公式には先週から始まったのですが、今日も学生は教室にいませんでした。学費が値上りしたので、まだ学生の1割くらいの人しか払えていないそうです。残りの人は、学費の調達に奮闘しているそうです。困ったものです。
最新のジンバブエ:
経済情勢はとても厳しく、主要食品が買えません。具体的に僕の目線からですと、お米、クッキングオイル、砂糖、肉、卵、牛乳、パン、石けん、洗剤が買えず困っています。以前、買い溜めした食料がまだありますので、当面は大丈夫ですが。肉、卵、牛乳、パンが買えないのはイタイ!!野菜はほぼ何でも手に入ります。価格統制外の製品、例えば、高額なパスタとか朝食のシリアル(牛乳がないのに・・・)、パンに付けるジャム(パンがないのに・・・)はスーパーにおいてありますが、当然の如く、誰も買う人がいません。食料不足には不安を感じます。早く現状が、好転して欲しいです。
ガソリンも以前から慢性的な不足状態でしたが、価格統制後拍車が掛りまして、都市間の公共バスが一日、2,3本しかありません。ハラレ市内を縦横無尽に走っている、コンビ(ワゴン車)は比較的安定して走っています。もし、これが停まったら人々の通勤が不可能になり、都市機能が麻痺します。しかし最近になって、週に1回くらい警察の違法コンビ(料金が違法)取締りがあり、多くの人々が路頭に迷う時間があります。コンビは正規価格だと、利益にかなわないのが現状ですので。
ハラレ市内中心部、いわゆるシティーセンターといわれている、都市の中枢機関が集まった、約5Km四方の地域を除き、停電や断水が相次いでいます。これらは計画停電,計画断水と言って、例えば、電気は夕方の5時くらいから朝8時まで(電気を使う夕食や朝食に合わせて)や断水は丸一日の一日おきなどです。地区によって、停電や断水の頻度はかなり異なっています。地区によって頻度や時間が違うのには、いろいろな思惑や背景があることでしょう。
治安は当然の如く、悪くなるはずですが、個人的にあまり変化を感じません。これはジンバブエ人の大らかな国民性によるものではないでしょうか。さらにこれは、市民の死活問題である食料不足がまだ、そこまで逼迫していないからだと思います。みんな、最低限必要な食料は、以前買い溜めしておいたか、親戚などから、入手しているようです。治安は本当に、注意するに越したことはありませんが。
協力隊日常ワークの「活動」なんですが、経済情勢の悪化に伴い、やり難くなっているのは確かです。でも、自分に出来ることを、自分の遣り甲斐としてやっていきたいと思います。
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2007/9/8 Sat. 晴れ
今日はチャリティーサッカーに参加しました。主催はジンバブエにある各国の大使館で、大使の夫人達がトップで運営していたそうです。今回は日本大使婦人が主催者幹事トップでした。サッカーはジンバブエにある大手銀行のサッカーチーム対ディプロマ(外交官関係の人)チームです。僕達JOCVがディプロマチームに呼ばれたので参加したのですが、僕は出場しませんでした。貧富の差が激しい国でこういったチャリティーイベントは、有意義だと思います。参加出来て良かったです。また、いろいろな国の人と話が出来ましまた。他の参加者(アフリカ人)なのにフランス語を話しているのにびっくりし、違和感を感じましたが、フランス語が公用語の国がアフリカには多数存在していることを忘れていました。
ニュースより:
7日(金)公定レートが変更を政府が発表した。US1$=250→30,000ジンバブエドルへ
30,000÷250=120 ということで、120倍の値上りです。
US1$=250ジンバブエドルは2006年8月1日に変更になりました。
わずか、13ヶ月の間に公定レートが120倍になったということです。
★日本の例で例えて言うと、一年前の公定レートがUS1$=115円なので120倍だと、US1$が13,800円になったという事になります。物凄い円安!!本当のお金持ちしか、海外旅行出来ませんね。
しかし、実質経済はパラレルレートがジンバブエを支配しているそうです。
2006年8月1日のレートは、US1$=600ジンバブエドル。2007年9月7日のレートは、US1$=260,000ジンバブエドルです。
パラレルレートは、実質経済を反映しているので、インフレ率の近似値はここから求められます。
わずか、13ヶ月の間にパラレルレートは、433倍になったということです。
★マックの100円ハンバーガーが13ヶ月後に、44,300円になったということです。
★居酒屋で4,000円払っていたのが、13ヶ月後には1,772,000円(約百七十七万円)支払わなければなりません。居酒屋行くのに、札束(1万円札)が財布に入りきれません。
★17万円のソニー・ノートパソコンが、13ヵ月後には75,310,000(約七千五百万円)になります。リュックサック一杯に札束を詰めないと、ノートパソコンは買えません。
★100万円の日産マーチが・・・・・・
実際のジンバブエでは、インフレによる物価上昇に伴い、高額紙幣(最近では、8月1日に200,000ジンバブエドル)が発行されているため、今日現在は紙幣がかろうじて財布に収まります。
しかし、2006年8月1日以前の2,3ヶ月間は、高額紙幣がインフレに追い着かず、スーパーにの買い物に行くのに、紙幣をリュックサック一杯に詰めて行ったそうです。2006年8月1日はデノミネーション(通貨の0を3つ削除)を行いましたので、お金が軽くなりました。
一番、インフレが激しかった時は、6月中旬でした。毎日、貨幣価値が変わり(価値が下がる)ました。ひどい時には、午前と午後で貨幣価値が変わりました。日にち単位のインフレではなく、時間単位のインフレです。まさに、インフレは指数関数的な曲線を描いていました。人の心理がインフレを加速させていたのが、確実に見てとれました。
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2007/9/4 Tue. 晴れ(相変わらず、雨がなく乾燥がひどいです)
今日は学校に行きましたが、まだ講師は来ていませんでした。昨日から学校は新学期が始まっているはずなのですが、まーなんと。学生達は学期休みになると、一度寮を引き払わなければなりませんので、地方の田舎で学期休みを過ごした、学生達がちらほら学生寮に引越ししてきています。たぶん今週はこんな調子なのでしょう。でも、自分のプロジェクトであるプラスティックのティーとエルボの型枠の製作は少しずつ進んでいますので、かろうじてやることはあります。
今日はスーパーに買い物に行ったら、偶然牛乳を売る列がありましたので並んでみたら買えました。200mlの袋を1袋ですが、なんか嬉しいです。牛乳を買えたのは、2ヶ月ぶりくらいではないでしょうか。しかも、統制価格だったから安かったです。
スーパーには相変わらず、主要食品や主要日用品がありません。価格統制対象外の商品がかろうじて、3割くらい陳列されているのみです。野菜は対象外みたいなので、少々高い気もしますが買うことが出来ます。話は変わり、最近も良く感じるのですが、この国は貧富の差がとても激しいです。お金持ちの人は、高級ベンツやトヨタのプラド、ランドクルーザーなどを乗り回し、どこから手に入れたか分かりませんが、食材もそれ程制約されずに暮らせているそうです。首都ハラレは特に貧富の差が顕著で、雰囲気でそれを感じることがたやすく出来る街です。
今日は前からやろうと思っていた、家庭菜園をやり始めました。作物はネリカ米とほうれん草などですが、まだ植えていません。今日は堆肥から土作りをやろうと思い、土を集めて来ただけです。これから生ゴミや牛糞、ミミズを使って堆肥を作る予定です。生ゴミは自分の家から出るのですが、牛糞とミミズは近くの農業隊員の任地から貰ってこようと思っています。
協力隊員は赴任後、女子は太り、男子は痩せる:
どうやら本当の事のようです。女子は半数もしくは半数以上の人が赴任前に比べ、体重増ではないでしょうか。男子はたぶんほとんどが赴任前に比べ、体重減ではないでしょうか。
摩訶不思議です。ちょっと理由を考えてみます。
女子が太る理由:
・途上国は日本のように人目を気にする環境ではないから。現にほとんどの女性隊員が途上国では化粧をしていません。男性隊員は男性と思ってないのか?
・女子はストレスを友達との会話で発散するとよく言われますが、途上国では会話できる相手が非常に限られてしまうから。日本人が一人もいないような、任地で活動していたら話し相手がいないのもうなづけます。
・途上国という、異文化環境や活動でのストレスを受けるため。食べることでストレスを解消しているため。途上国の活動でのストレスは、想像以上にあるものです。なぜならば、自分が過去経験してきた、常識がここでは通用せず、思い通りにいかないことが多いのです。
男子が痩せる理由:
・途上国という、異文化環境や活動でのストレスを受けるため。
・途上国の生活では基本的に自炊生活になりますが、料理が得意でないもしくはめんどくさいと思い、食が非常に細くなるため。
・日本のように、交通網が発達していないため、一日の運動量がとても大きいため。
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2007/9/1 Sat. 晴れ(気候がめっきり春らしくなりました)
今日は”ついたち”です。明後日で赴任後11ヶ月目です。来月1日には赴任後1年目の中間報告会があります。さージンバブエ!どんな1ヶ月になるのでしょうか?
本日で農業展示会が終了です。夜は花火が数発なりました。花火を見ると日本の夏を思い出します。日本の花火の方が数段綺麗です。
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