トップページ
Zimbabwe.NET 青年海外協力隊体験記
from アフリカ ジンバブエ
 ■ Diary August 2007

2007年8月

新紙幣二十万ジンドル発行HPのアクセス増加でサーバーの回線障害ビクトリアフォールズ日本の新聞にも「ジンバブエ経済危機」Zimbabwe Agriculture Show(ジンバブエ農業展示会)今月のまとめ




2007/8/31 Fri. 晴れ

 今日はJICAジンバブエ事務所の安全対策協議会がありました。年に2回、国内の協力隊が勢揃いしますが、今回はそのうちの1回です。会では最近の政治状況・情勢や治安状況、犯罪被害体験談、公衆衛生などを話し合いました。ジンバブエは現在、協力隊の派遣国の中でもかなり特殊な状況にあるようです。一言でいうと、「経済の急激な減衰と食糧不足」でしょうか。10月からは、種々の選挙活動が活発になるそうです。1月は地方議会選挙、3月は国会議員選挙、続けて大統領選挙(与党からは現ムガベ大統領が候補)があります。また、国内生産力が2001年の6年前に比べて、3分の1に低下したそうです。国内の主食であるメイズ(トウモロコシ)の需要は、年間192トンだそうですが2007年度は約80トンしか生産出来なかったそうです。理由は干ばつと経済状態の悪化などいくつもの要因が絡んでいます。それで、外国からの援助や政府の緊急輸入が約44トンあるそうです。そうです、これでは計算が合わず、410万人(山梨県の4倍の人口)もの人が食料不足になるそうです。日本政府も4億8千万円の食料援助を行うそうです。

 明日でハラレでやっている農業展示会が終わります。今日は公式オープン日でムガベ大統領が式典に出席しました。今日はそのこともあって、会場に入りきれないほどの来場者でした。価格統制のおかげで、コーラやアイスが結構安く売っていたため、飛ぶようにそれらの商品が売れていました。相変わらず、ゴミはゴミ箱に入れる習慣がないのか、地面には帯びただしいゴミが!!ゴミ拾いのワーカーがいるからいいや!の考えはちょっと間違っていると思います。

今月のまとめ:
学校と活動について:
 今月は学期休みのため、通常授業はありませんでした。自分は、温水器に付けるプラスティックティーとエルボ型枠の製作を機械科の作業場で行っていました。それと、農業展示会の出展準備と参加をしました。手応えは余りありませんでしたが、こんなものです。来月から、学校が始まりますので生活のリズムが戻ってきます。

経済について:
 価格統制令以降、主要食品を全く買えない状況は変わりません。僕や他の協力隊員、ジンバブエ一般市民の各家庭は、まだ主要食品(トウモロコシの粉、お米、食用油、砂糖など)の蓄えがあります。しかし、もう少ししたら現在の状況は、死活問題に発展です。もう死活問題なのですが、こういうところがジンバブエ。事態が好転してくれることを願います。
 最近、お金がだいぶだぶついている気がします。今まではインフレのため、手持ちの現金をいち早く食品や日用品に換えていた市民も、現在は換える商品が市場にないのです。以前に比べて、ファーストフードなどの軽食屋やレストランが賑わっています。ホテルのレストランも価格統制の配下ですので、非常に割安で食事が出来て賑わっています。

Rak Taa Tii Sut Nai Rook!Kid Tung Na Ja!

2007/8/27 Mon. 晴れ(朝も暖かくなってきました。でも乾燥がひどいです。)

 今日から9月1日まで、ハラレのショーグランドでジンバブエ農業展示会があります。僕もハラレポリテクニックからペットボトルを使った温水器の展示者として参加します。今日はその初日でした。しかし、いつもの如く、今日はみんな準備をしたり、掃除をしたり、まーなんとのんびりしたことでしょうか?経済がガタガタなのに良くこんな催し物なんかやるなーと思いました。なーんて、ちょっと言いたくなる気分です。空きブースが結構目立ちます。

 農業展示会なのに、出展者の展示品を見ると4割くらいが農業と関係のない品々です。また、ただ自社製品の販売促進にブースを借りている企業などがありました。家畜、種、種蒔き機、耕作機、灌漑設備機器、農産物、農法紹介が主力の展示品でした。ジンバブエは以前「アフリカの穀倉庫」と言われていたほど、農業生産高には定評がありましたが、現在は極低迷中です。しかし、展示会のブースを見て回ってみて、基本的な機器やノウハウがこの国にはあるように個人的に感じました。あと、何が一体足りないのでしょうか?安定した電気、灌漑に必要な水、農作機に必要な安定した燃料供給がまず環境的に必要最低限必要です。現在はこれらがままならない状態です。白人をせっかく?(前向きな考え方で)追い出した(2000年に行った、白人農業主からの土地強制収用)のだから、以前の農業生産高に追い着け、追い越せの勢いでジンバブエの農業が伸びていったらいいと思い、願います。経済の立て直しが先決ですが・・・・・・

Rak Taa Tii Sut Nai Rook!Kid Tung Na Ja!

2007/8/23 Thu. 晴れ(今月は雨が一滴もありません)

ニュースより:
7月のジンバブエのインフレ率が「7634.8%」に

 ジンバブエ政府は22日、今年7月の物価上昇率が年率換算で7634.8%に達しと発表した。ロイター通信が報じた。同国のインフレ率は世界最高の数字が続いているが、経済専門家やムガベ大統領批判勢力は実際の数字はより高いとも指摘している。国際通貨基金(IMF)は先月、同国のインフレ率は今年末までに「10万%増」に到達する恐れがあるとも予測していた。ジンバブエ政府は今年6月、インフレ対策として生活必需品の値上げを禁止する政策を打ち出したが、これが逆に売り惜しみなどを招き、経済混乱が悪化している。ムガベ大統領は白人系の土地を強制没収するなど強硬的な経済改革を進めたが失敗、農業生産の停滞につながった。また、人権弾圧のほか、野党勢力を強権的に封じ込めるなどして欧米社会の反発を招き、経済制裁にも直面している。1980年の独立以来、最悪の経済危機にあるとされ、ムガベ政権の早期の失脚を予想する見方も広がっている。

17日のニュースより:
砂糖求め殺到、将棋倒しで2人死亡 経済苦境のジンバブエ
未曾有(みぞう)の経済苦境にあるアフリカ南部、ジンバブエ第2の都市ブラワヨの集合商店ビルで15日、払底している砂糖を買い求める市民が殺到して将棋倒しの事故が起き、15歳の少年を含む2人が死亡した。複数の負傷者も出た。国営紙クロニクルが16日報じた。高率インフレに悩む政府は今年6月、生活用品や公共サービス料金を半額にすることを命令。これが逆に売り惜しみにつながり、パン、肉、ガソリンなどの不足がさらに悪化していた。ブラワヨの事故では、店舗になだれ込もうとする群集を防ごうとした35歳の警備員が押し倒され、死亡した。市民ら約1000人が砂糖を確保するため早朝から並び、警備員が門を開けようとした際、一気に押し掛けたという。ジンバブエのムガベ大統領は白人系の土地を強制没収するなど強硬的な経済改革を進めたが失敗、農業生産の停滞につながった。また、人権弾圧のほか、野党勢力を強権的に封じ込めるなどして欧米社会の反発を招き、経済制裁にも直面している。1980年の独立以来、最悪の経済危機にあるとされ、ムガベ政権の早期の失脚を予想する見方も広がっている。

Rak Taa Tii Sut Nai Rook!Kid Tung Na Ja!

2007/8/8 Wed. 晴れ

 今日は、ブラワヨ一番の観光地である、マトボ国立公園に行きました。ここの見所は、アフリカで希少動物になっているシロサイのウォーキングサファリ、摩訶不思議な光景のワールドビュー、10万年前の人が住んでいた形跡である洞窟壁画、セシル・ローズ(以前の国名ローデシアの由来の植民者)の記念碑などです。

 すごい、観光資源だと思いつつも、観光客の少なさにガッカリ!しました。シロサイのウォーキングサファリでは、ライフルを持った兵士もツアーに同行してくれました。そのライフルの目的は、シロサイを密猟者から保護する目的だそうです。シロサイの角は現在、大変貴重で高額で取引されているそうです。保護区では厳重な警備を行っているそうなのですが、密猟者がお金欲しさに結構頻繁に現れるそうです。同行してくれた兵士は、昨年、密猟者と銃撃戦になり3名射殺したとさらっと話してくれました・・・・・・。保護区は基本的にシロサイや他の動物の密猟を防ぐため、車外に降りることを許されていません。しかし、数社のツアー会社だけが、ウォーキングサファリをすることを許されています。ブラワヨにお越しのサイは、マトボに1日ツアーすることをおすすめします。

 写真はトップページの写真ギャラリー>地方都市>ブラワヨから見て下さい。

Rak Taa Tii Sut Nai Rook!Kid Tung Na Ja!

2007/8/6 Mon. 晴れ

 今日はビクトリアフォールズ一押しのホテルを紹介します。それは、ビクトリアフォールズサファリロッジです。他の協力隊員前評判通り、いやそれ以上に良かったです。ロッジの立地は滝から離れていて、サバンナの丘の上にポツンとあります。ロッジのテラスの正面には、人口のオアシスが作られていて、そこに野生動物が集まってくるのを見ながら、食事やティーなどをするのが他では味わえない最高の魅力です。僕がそこで見た動物は、ゾウ(夜に8頭)、バファロー(比較的頻繁に群れで)、インパラ(頻繁に群れで)、ハイエナなどです。しかし、動物が来るか来ないかは、ホテルの従業員いわく、「ラッキー」しだいだそうです。食事もサイコーでした。ああいった場所は白人が好んで宿泊するため、宿泊客のほぼ全てが白人でした。

おすすめです。どうぞ!!

 ビクトリアフォールズの町は、ショナ人がほぼ全てを占める首都ハラレの人種形態と異なり、主に4種類の人種が集まっています。僕のショナ語が通じなくてあれっ?て思ったことが何度かありました。その点、共通語の英語ってすごいなと思いました。

Rak Taa Tii Sut Nai Rook!Kid Tung Na Ja!

2007/8/7 Mon. 晴れ

 今日はビクトリアフォールズ一押しのホテルを紹介します。それは、ビクトリアフォールズサファリロッジです。他の協力隊員前評判通り、いやそれ以上に良かったです。ロッジの立地は滝から離れていて、サバンナの丘の上にポツンとあります。ロッジのテラスの正面には、人口のオアシスが作られていて、そこに野生動物が集まってくるのを見ながら、食事やティーなどをするのが他では味わえない最高の魅力です。僕がそこで見た動物は、ゾウ(夜に8頭)、バファロー(比較的頻繁に群れで)、インパラ(頻繁に群れで)、ハイエナなどです。しかし、動物が来るか来ないかは、ホテルの従業員いわく、「ラッキー」しだいだそうです。食事もサイコーでした。ああいった場所は白人が好んで宿泊するため、宿泊客のほぼ全てが白人でした。

おすすめです。どうぞ!!

 ビクトリアフォールズの町は、ショナ人がほぼ全てを占める首都ハラレの人種形態と異なり、主に4種類の人種が集まっています。僕のショナ語が通じなくてあれっ?て思ったことが何度かありました。その点、共通語の英語ってすごいなと思いました。

Rak Taa Tii Sut Nai Rook!Kid Tung Na Ja!

2007/8/5 Sun. 晴れ

 日本のニュースの国際面より:
■ ジンバブエ経済崩壊 「価格半減令」インフレ率10万%予測 ■

 経済危機に陥っているアフリカ南部ジンバブエのインフレ率が今年末までに、年10万%(物価が1万倍になること)を超す水準に達する可能性が出てきた。国際通貨基金(IMF)担当者が31日、ロイター通信に語った。近現代の経済史では戦時中のドイツや戦後の日本で激しいハイパーインフレが発生したことが知られる。ジンバブエのインフレは現在の世界経済で最悪の数値とみられる。
 1980年の独立後から独裁政治(27年間)を続けるムガベ体制が大きく揺らいでいる。ジンバブエでは最近、モノ不足で物価が1週間で4倍になるペースで上昇。中央銀行は1日から現在の最高額紙幣である10万ジンバブエドル札(実質約60円)に加え20万ジンバブエドル札を発行する。未曽有のインフレを抑え込もうとムガベ大統領が「価格半減令」を導入したことから大混乱に陥り、1日から新たに最高額紙幣も発行したが、「焼け石に水」の状態だ。

Rak Taa Tii Sut Nai Rook!Kid Tung Na Ja!

2007/8/4 Sat. 晴れ

 昨日と今日は1泊2日でザンベジ川のカヌーツアーに参加しました。ビクトリアフォールズの上流50Kmの出発地点から滝の直前までをカヌーボートで下るというものです。昨日の早朝、ホテルを出発して、カヌーの出発地点である上流までザンベジ国立公園内をゲームドライブ(野生動物探し)しました。ゲームドライブでは、幸いにもキリンやウォーターバック、バッファロー、クドゥー、インパラ、ワイルドビースト、バブーンなどたくさんの野生動物が見られました。今は乾季のため、ほとんどの植物が枯れているため視界が開けていること、ザンベジ川に注ぐ小さな川は全て干上がっていて、動物にとっての水のみ場が本流のザンベジ川沿いに限定されていることが動物と遭遇出来る機会を作ってくれていました。逆に雨季のシーズンはブッシュが緑に生い茂り、水のみ場もあちこちに点在するため動物の遭遇回数が極端に少なくなるそうです。カヌーツアーの楽しみどころは、2日間掛けて川を下る優雅さと川辺に集まる動物達や川に潜むカバやワニなどとの遭遇です。後は、ラピットと言って流れが急で乱れたところがあるのですがその部分を通過するときのスリル体験です。宿泊は、簡易テントでした。テント設営や食事の準備は全てツアー会社がやってくれました。夜の星空の綺麗さはとても印象的で忘れません。真っ暗闇で見る星空は久しぶりに見た気がします。2日目の昼食事に偶然、水を飲みに来た家族のアフリカゾウを間近で見られたことが、一番印象的でした。

 おすすめツアーです。どうぞ!!

Rak Taa Tii Sut Nai Rook!Kid Tung Na Ja!

2007/8/2 Thu. 晴れ

 ビクトリアフォールズの町に到着し、ビクトリアの滝を見学しました。ビクトリアの滝は、世界三大瀑布の一つで、横の最大幅が約1,700m、最大落差が108mです。1855年にイギリス人のリビングストーンという探検家が発見されたと、ガイドブックには書いてありますが、正確には遥か昔から現地に住んでいる人にこの滝は知られていたことでしょう。水量が多いと水しぶきが大きすぎて滝の全景が見難いそうです。4,5,6月は雨季の水がはるか上流から集まってくるので、水量が多く、しぶきで滝が見え難かったり、滝の観光中、ずぶ濡れになるそうです。ベストシーズンは9,10,11月だそうです。
 今日は夕方近くに滝を見学しに行ったので、きれいな虹が見えました。虹は朝と夕方にきれいにしかも弧が長く見えるそうです。自然の不思議と観光資源のすごさを感じました。外国人の滝の公園入場料はUS20$で少し高いと感じました。しかし、首都ハラレでは見かけない、お金をたくさん持ってそうな外国人観光客がたくさんいました。まさに世界でも有数なドル箱観光地のビクトリアフォールズだと思いました。町の治安は良かったです。ここは首都からかなり離れているのですが、やはり価格統制の恩恵を受けていまして、スーパーには主要食品が置いてありませんでした。しかし、ホテルのレストランでは肉や卵、牛乳など結構美味しいものが食べられて満足でした。主要食品はきっとスーパーにないだけで、あるところにはあるんだなーと思いました。

 写真はトップページの写真ギャラリー>地方都市>ビクトリアフォールズから見て下さい。

Rak Taa Tii Sut Nai Rook!Kid Tung Na Ja!

2007/8/1 Wed. 晴れ(今日は”ついたち”です。)

新紙幣二十万ジンバブエドルが発行されました。まーこれもいつものようにBearer Cheque(無記名小切手)てすが・・・
クリックすると拡大します
↑クリックすると、拡大します。
このベアラーチェックの使用期限は、2008年6月30日です。ちなみに本日時点で、この二十万ジンバブエドルの日本円での価値は約120円です。毎日、大きい単位の数字を英語で言っているため、英語の数字に強くなった気がします。ミリオン(1億)ドルにもスーパーでちょっと買い物しただけで、とどきます。

 一昨日、坊主頭にしたので手入れが簡単です。ジンバブエ人には大好評です。ジンバブエ人男性の9割は坊主頭ですから・・・

 先週、種蒔き機の製図が出来たので、図面を校長に渡しておいたら、今日いきなり高等教育省の事務次官から図面のことで呼び出されました。高等教育省の彼のオフィスに機械科の学部長と行って来ました。ポリテクで種蒔き機の製作を行って欲しいとのことでした。

 今月の3日から学校は、タームホリデー(学期休み)になります。学生達は学期末試験が終わり次第、田舎に荷物を持って帰って行っています。自分の今月の予定は、種蒔き機の詳細図面を書くこと。国内を旅行すること。月末から始まる農業展示会の出展(ペットボトル温水器)の準備をすること。です。

HPのアクセス増加でサーバーの回線障害:
 本日のお昼頃、僕のホームページの「ジンバブエのインフレーション」ページがYahooニュースのリンクトップに貼ってありました。ニュースの題名は「ジンバブエ、インフレ10万%予測」です。これにより、夕方くらいから、サーバーが外部からの過度のアクセスの為、回線障害を起こし、一時ウェブが開かない状態になりました。サーバーの管理者から連絡のメールが来ました。驚いたことに、このページに121,617ものアクセスがあったとのことです。メガいや、ギガ?サイトのヤフー!こういったことろにリンクが載ると、すごいアクセス数になることを知りました。
 最近、HPの閲覧者も増えてきて、一日平均でも20アクセス(重複なし)を超えることが出来ました。作るからには、たくさんの人に見てもらおうと工夫しているので、自分として嬉しいです。これからも宜しくです。トップページの右下のTotal visitor(合計訪問者数)の数字の上にマウスを合わせると、昨日と今日のアクセス数が表示されます。

Rak Taa Tii Sut Nai Rook!Kid Tung Na Ja!


 

Copyright (C) 2006-2007 山梨太郎, All rights reserved.